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F.I.工法

概要
F.I.工法(Feather Iron)は、基礎杭施工に伴う騒音、振動、さらに排土、泥水等、建設公害に対処し、かつ施工が容易で施工効率が良く、支持力の大きい既製杭の埋込工法です。
拡大ヘッド及びロッドを使用し、その先端より注水しながらプレーボーリングを行い、安定した掘削孔を造成します。
さらに所定の支持層で拡大ヘッドにより拡大根固め球根を築造します。
次にロッドを引上げながら周辺固定液を掘削孔に充填します。
この掘削孔へ開放型の既製杭を沈設し、拡大根固め球根部に杭を定着させ、杭と地盤の一体化により支持力を発現させる工法です。
特長
  • 支持力が大きく安全確実
    拡大ヘッドにより、確実に拡大球根を築造します。また杭を回転埋設することにより、根固め部所定位置に定着することができ、確実に支持力を発現できます。
  • 周面摩擦力が大きい
    杭周全長にわたり、周辺固定液を注入、杭と地盤を一体化することにより杭周面摩擦力を大きくします。
  • 低騒音、低振動
    完全な非打撃工法ですから、騒音、振動が僅少です。又、パイリングロッドにより、掘削孔内を泥土化させる為、排土量が少なくなります。
  • 施工効率が良く経済的
    撹拌翼により孔壁の安定を良くし、泥土圧により孔壁崩壊が少なく、開放型の杭を沈設する為、浮力の低減を図ることができ、長尺杭の施工を能率よく行うことが出来ます。
支持力係数
α:杭先端支持力係数 α=250
β:砂質地盤における杭周面摩擦力係数 β=10/5
γ:粘性地盤における杭周面摩擦力係数 γ=1/2
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